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一般家庭の電気の平均使用量と使用量を減らすためのポイントを解説!消費が多い時間や時期

一般家庭の電気の平均使用量と使用量を減らすためのポイントを解説!消費が多い時間や時期

2022年は電力不足の話がよく持ち上がりますが、 実際に一般家庭の電気の平均使用量はどれぐらいなのでしょうか。また電気の使用量を減らすためのポイントを解説していきます。電気の使用量を減らすためには、暑い時にエアコンを切るのではなく消費量が多い時間や時期を含めポイントを理解しておくことが重要です。

一般家庭の平均電気料金を世帯人数別に解説

一般家庭の平均電気料金を世帯人数別に解説

一般家庭の平均電気料金を世帯人数別に解説していきます。令和元年総務省統計局家計調査年報を基にLooopでんきによって作られたデータが次のグラフです。一人世帯であれば毎月の平均電気料金は5,700円、2人世帯で9,654円、3人世帯で11,116人、4人世帯で11,761円、5人世帯で12,945円です。

世帯人数別の1ヶ月の平均電気料金
画像出典元:Looopでんき

電気料金は月によって大幅に変動がある上、地域によっても変わります。電気料金は世帯が増えると比例して増えていきます。一緒に生活する人が増えてもエアコンや、部屋の電気などの数は変わらないと思うかもしれません。

しかし、パソコンやその他の電化製品を使う割合が増えることから電気料金も比例して増えていきます。さらに世帯人数が多ければ多いほど自宅にいる人が多いといったことがいえるため、必然的に電気料金は上がっていきます。

人数が増えると電気料金が上がるもう一つの理由が契約アンペアが変わるということです。契約アンペア数とは家庭内で同時にできる電気の量であり、このアンペア数を超えた電気量を同時に使うとブレーカーが落ち電気を使えなくなります。

大手電力会社は一般的にこの契約アンペア数によって基本料金を設定しています。つまり住んでいる人が多ければ電気料金の基本料金が高くなり、それだけでも料金が異なってきます。

また契約アンペア数が20Aの場合の1kwhあたりの単価は約27円です。では具体的に一人暮らしの方と、家族と一緒に生活している方とではどのくらい違うのかを見てみましょう。まずは1kwhあたり約27円として計算します。

一人暮らしの方の平均電気使用量は215kWh/月です。これを仮に30日で割ると平均消費量が30.4kWhとなり、一人暮らしの方が約28.9%節約できます。これは年間で換算すると5,166円になり、毎月で約600円以上お得になる計算です。

さらに家族と一緒に暮らしている方は年間平均電気代が約4万円だったとしましょう。そうすると一人につき年額約5,000円以上の節約ができます。これなら毎月のお小遣いに余裕が生まれることでしょう。ただし、あくまでも電気の使用量が少ない一人暮らしに比べての話であって、家族全員で暮らしていれば一人当たりの負担額は増えるため注意が必要です。

このように電気料金は世帯人数によって大きく変わるのです。

一般家庭の平均電気使用量

一般家庭の平均電気使用量

次に一般家庭の平均電気使用量は次のようになります。戸建住宅と集合住宅によって大きく異なります。例えば戸建て住宅であれば1人世帯で月平均219kWh、2人世帯で331kWh、3人世帯で386kWh、4人世帯で436kWhです。それに比べて集合住宅の場合は、1人世帯で月平均186kWh、2人世帯で272kWh、3人世帯で313kWh、4人世帯で4316kWhとなり、戸建住宅と比べて電力が必要な場所が狭いこともあり平均電気使用量も少なくなります。

また特徴として戸建住宅は世帯の人数が増えるぶん平均電気使用量も増えていきますが、集合住宅の場合は3人世帯と4人世帯ではほとんど変わりません。電気の使用量といった点では集合住宅の方が世帯あたりの平均電気使用量は少なくなっているのが特徴です。

建て方、属性別世帯あたりおよび1人あたり平均電気使用量
画像出典元:東京都環境局|東京都家庭エネルギー消費動向実態調査

マンションやアパートなど集合住宅においては、その建物全体を管理する大家さんの意向が大きく関わってくるのです。つまり住人である私たち一人ひとりではなく、大家さんが決めたルールに従えばいいということです。

管理組合で取り決めた節電に関するガイドラインを遵守するかどうかも居住者の判断に委ねられていますから、節電に協力しない人も出てくるでしょう。それでも強制はできないので各自の良心に任せるしかないというのが実情です。

一般家庭の消費電力が増えるタイミング

一般家庭の消費電力が増えるタイミング

続いて一般家庭の消費電力が増えるタイミングを年間と1日で分けてみていきましょう。地域によっても異なるため一概にはいえないのですが参考にすることはできます。

1年間で消費電力が増える時期

1年間で電気の使用量を見ていくと、夏場と冬場が年間平均を超えていてその他の季節は平均以下であることがわかります。 つまり1年間の間で消費電力のことを考えるのであれば夏場と冬場の対策が必要だということです。

エアコンのフィルター掃除や室外機まわりの熱交換器を清潔に保つなどの手間も必要になりますし、電気代が高くなります。特に、エアコンを使う時期というのは梅雨から夏にかけてで、その時期は電力需要が高まる傾向にあります。

電力会社6社の2012年の日最大需要週間平均の推移

冬場も暖房を使うため年間平均を超えているのですが、電力会社が節電を求めるのは夏場が一般的です。夏の暑さ対策をすることによって一年間の消費電力に対する対策になると言っても過言ではありません。

1日で消費電力が増える時間帯

一日の中で消費電力が増える時間帯を見ていきましょう。 深夜0時〜7時ごろまでは夏場でも60%未満となっています。9時ごろから正午にかけて一気に増えて、18時までは90%前後となっています。そのため、できるだけ洗濯機をはじめこの時間に利用するのを避けることをおすすめします。

各電力会社のピーク需要日における電力使用率(夏期)

冬場も大きくは変化がないですが、違うのは夜に暖房を使うため使用電気料が増えることです。しかし冬場でも90%を超えるのは朝10時〜夜19時の間です。このため、節電をする必要があるのは冬場であっても昼間の時間帯です。夏ほど深刻ではないですが、できることはやっておくべきです。

各電力会社のピーク需要における電力使用率(冬期)

電気使用量の平均を下げる方法

電気使用量の平均を下げる方法

電気使用量の平均を下げるには次の方法が挙げられます。

  • 契約アンペアの見直し
  • 省エネ対策家電を利用
  • タイマーを使った洗濯機の利用
  • 扇風機やサーキュレーターを併用
  • フィルターの掃除
  • 室外機の周りを整理整頓

それではそれぞれを詳しく説明していきます。 

契約アンペアの見直し

電気はアンペアによって契約のプランが異なります。使用している電気量に対して契約アンペアが大きすぎる場合があります。この場合は契約アンペアのプランを変えるだけで、毎月の電気基本使用料が異なります。 

省エネ対策家電を利用

近年の家電は省エネ対策がされているものが多いです。そのため古い家電を使っている場合は、思い切って買い替えをするのも一つの方法だと言えます。

タイマーを使った洗濯機の利用

最近の洗濯機にはタイマーが付属されています。同じ洗濯回数をこなすのでも、多くの人が電力を使っている人が多い時間に洗濯をするのと比較的電気を使ってる人が少ない時間にするのとでは電気使用量が異なってきます。

タイマー機能を使うことによってその時間に合わせて洗濯をする必要がなく、設定だけしておけば後は洗濯機が自動で動いてくれます。

扇風機やサーキュレーターを併用

エアコンをつけただけでは、実は暑い風は下に下がっていくため意外と体感温度は下がりません。 そこで洗濯機やサーキュレーターを活用することによって、部屋中に冷たい風を循環させることが大切です。エアコンの設定温度を1度下げるのであれば扇風機やサーキュレーターを使うことをお勧めします。

また、窓も開けて換気を行うようにしてください。空気の流れが悪くなると部屋の中の熱気がこもりますし、新鮮な空気が入ってこなくなります。

フィルターの掃除

同じ設定温度でもフィルターが汚れていては冷風を感じることができず、部屋の中が涼しくなりません。そのため温度が低い日などにできるだけフィルターを掃除することをお勧めします。エアコンのフィルターには埃や花粉、ダニの死骸などが付着しています。この埃やダニの死骸などを放置しているとカビが発生してしまうのです。また、エアコン内部にも埃やダニの死骸などが溜まります。これらを吸い込むと健康に悪影響を及ぼしかねません。

フィルターはこまめに掃除しましょう。

室外機の周りを整理整頓

室外機の周りに邪魔なものがあればエアコンの効きが悪くなってしまいます。室外機の周辺は必ず整理整頓をするようにしてください。室外機を清潔に保つ 屋外に出ている室外機は、雨風にさらされて汚れています。また、梅雨や夏場は高温になりやすいため、熱交換器が傷みやすくなります。そのため、エアコン内部のカビや埃などが付着しやすくなります。汚れたままにしておくと、電気代を無駄遣いしてしまうことになりかねません。こまめに掃除して綺麗にしておきましょう。

電気代の目安を知って節約しよう

電気代の目安を知って節約しよう

電気量の圧迫対策以外にも、電気を無駄遣いしていると毎月の費用が多くかかってしまいます。 そこで自分の家が無駄に電気を使っていないかどうか、電気代の目安を知ることがまず大切です。 また電気の節約方法は様々なものがあります。熱中症を防ぐ意味でも無理にエアコンを切るのではなく、様々な工夫をすることが大切です。

体調管理に十分気をつけながら無駄な費用は節約をしていくことが大切です。また節電のためにはこまめな換気や窓を開けるなどの方法も有効です。

しかし夏場のエアコン設定温度を下げすぎるのは逆に身体によくありません。

節電のためにも健康的な生活を送るためにもエアコンの設定温度には注意しましょう。

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